Medical News Japan

Antibiotics to be available without prescription
処方箋なしで抗生剤が入手可能に

Guardian紙　2008/08/06

　OTCの抗生剤の一番のターゲットはクラミジア

　医薬品規制当局によって8月5日承認されたガイドラインで、経口の抗生剤が、医師の処方箋なしで入手が初めて可能になります。




　性感染症で、もっともよく診断されるクラミジアの治療薬は、今年の後半イギリスじゅうの薬局で購入できるようになります。

　規制当局によればこの薬はClamelleと呼ばれるアジスロマイシン錠で、症状がなくても、感染が陽性であれば16歳以上の人に販売されるようになります。セックスパートナーにもこれは入手可能になります。

　当局の薬剤の安全性リスクマネージメント部の長June Raine医師
によれば、「クラミジアに感染している人のうち70%以上の人が無症状ですが、不妊症や子宮外妊娠など長期の合併症のリスクは大きいです」とのことです。

　当局は、若い人々には、抗生剤を病院の外来やクリニックの診療の予約をして受診するよりも、店頭で抗生剤を買う方が便利だと思います。

　薬剤師たちは、すでに抗生剤の点眼薬や抗マラリア薬の軟膏を販売する権利をもっており、アジスロマイシンはOTC薬として最初の経口抗生物質になります。

　クラミジア感染は、1990年代中ごろから毎年増加しており、2004年～2005年の間、10万4733例から10万9958例と5％増加していました。
　性的活動のさかんな25歳未満の女性のうち、10人中1人が感染いています。

　Raine医師はこう付け加えました「我々は、OTC薬をもっと入手しやすくなるようにサポートすることに熱心であるべきです。それは安全ですし。薬局から抗生剤を購入できるようにすることは、人々にセルフメディケ－ションの役割をｊは足せるようにする実例です。」


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Antibiotics to be available without prescription
Guardian紙　2008/08/06