中国:棺おけセラピー?
生きたままおくられる?“棺桶セラピー”が登場―四川
サーチナ 2009/04/26より引用
アカデミー賞受賞作『おくりびと』にヒントを得たのか? 四川省成都市の会社がこのほど、「自己を見つめ直し、精神治療を行う」として“棺桶セラピー”のサービスを開始し、注目を集めている。成都晩報が伝えた。
「棺桶企画会社」だというこの会社では、広さ60平米の店内に大小4つの棺桶を設置。棺桶は板を張り合わせたシンプルなもので、1人用、2人用があり、側面のドアから中に入って利用するという。1人用の棺桶は大人が横になって少し余裕がある程度の大きさで、掛け布団と枕が用意されている。製作コストは100元(約1430円)以下だ。利用料は1時間で200元(約2850円)、1日2400元(約3万4000円)。同市では5つ星ホテルの宿泊料が700-800元なので、約3倍とかなり高い値段設定だ。
同店の経営者によると、利用者は、仕事がうまくいかない、家庭が崩壊しているといった人や、企業経営者、クリエイターに自殺を考えている人など、さまざま。棺桶に入って死というものを身近にとらえ、自省することで、精神的な問題を改善する効果が得られるという。「2人用の棺桶に入って話し合えば、夫婦関係の改善にも役立つ」と同社は説明している。
ただ、その効果について専門家からは疑問の声も聞こえる。四川大学心理衛生センターの専門家は、「精神的な疾患を抱える人の場合、閉鎖した環境の中にいることは症状を悪化させる可能性がある」と指摘。通常、病院での治療であれば料金は1時間で50-100元程度であることや、この会社が医学的な裏付けをもってサービスを行っているのかが不明なことから、「治療ははやり、専門の病院で受けるべきだ」とコメントしている。(編集担当:恩田有紀)
サーチナ 2009/04/26より引用
アカデミー賞受賞作『おくりびと』にヒントを得たのか? 四川省成都市の会社がこのほど、「自己を見つめ直し、精神治療を行う」として“棺桶セラピー”のサービスを開始し、注目を集めている。成都晩報が伝えた。
「棺桶企画会社」だというこの会社では、広さ60平米の店内に大小4つの棺桶を設置。棺桶は板を張り合わせたシンプルなもので、1人用、2人用があり、側面のドアから中に入って利用するという。1人用の棺桶は大人が横になって少し余裕がある程度の大きさで、掛け布団と枕が用意されている。製作コストは100元(約1430円)以下だ。利用料は1時間で200元(約2850円)、1日2400元(約3万4000円)。同市では5つ星ホテルの宿泊料が700-800元なので、約3倍とかなり高い値段設定だ。
同店の経営者によると、利用者は、仕事がうまくいかない、家庭が崩壊しているといった人や、企業経営者、クリエイターに自殺を考えている人など、さまざま。棺桶に入って死というものを身近にとらえ、自省することで、精神的な問題を改善する効果が得られるという。「2人用の棺桶に入って話し合えば、夫婦関係の改善にも役立つ」と同社は説明している。
ただ、その効果について専門家からは疑問の声も聞こえる。四川大学心理衛生センターの専門家は、「精神的な疾患を抱える人の場合、閉鎖した環境の中にいることは症状を悪化させる可能性がある」と指摘。通常、病院での治療であれば料金は1時間で50-100元程度であることや、この会社が医学的な裏付けをもってサービスを行っているのかが不明なことから、「治療ははやり、専門の病院で受けるべきだ」とコメントしている。(編集担当:恩田有紀)
2009年04月27日:韓国・中国・アジア:skyteam2007
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